ミーハーで、ちょっとマジメな日記帳。

_ グランプラスへ。

まずは街の中心地に行ってみようと思い、地下鉄を使って、中央駅へ。そこから歩いて...と思ったのだけど、地上に出た場所が地図上どこだかさっぱりわからない。距離にして数百メートルのところを30分くらいうろうろしてた。まぁ前半は地図を見るのもあきらめて歩いてたのだけど(^^;)

首都のメイン広場、ということでそれなりの広さと賑わいを想像してたのだけど、両方ともハズレ。広さ的にはアムステルダムのダム広場より狭いし、人はホントに全然いない。や、中国人と思われる観光客の団体はいたけど。

ここに併設されているinformationで地図をげっと。続いて同じ広場にある市立博物館へ。

1300年代くらいのものから展示。街の発展の展示とか彫刻、陶器類の展示もあったけど、一番おもしろかったのは小便小僧が各国の衣装を着て展示されていたところ。日本だけでも6着くらい（ちなみに提供団体/提供者の名前が書いてあったのも気づいた範囲では日本だけ。なんか売名行為っぽくてイヤな感じがした。ちなみに国会議員と某新聞社(いずれもかなり昔だとは思う)。）

_ 王立美術館...

に行くつもりだったけど、行ったらお休み。確かに地球の歩き方にも休館日に「1月第2木曜日」とピンポイントで記載はあったのだけど。なんで、そうピンポイントで休みの日とおいらの旅行がかさなるかなぁ？　隣にあるベルビュ博物館もお休み。

そんな感じでブリュッセルで見ようと思ってたメインがなくなってしまった。このとき11時ちょいすぎ。

_ で、ブルージュへ。

まぁガイドブックにも休みって書いてあったので次善の策としてブルージュ行きは考えていた。中央駅に戻って、時刻表を確認したら30分待ち。その間にチケットを買って、昼飯を買い込んで準備完了。昼メシは、マカロニとツナサンド（サンドイッチといってもフランスパン。この辺でフランス文化圏を感じたりする）とビール。

12:00、定刻どおり発車。発車と同時にメシを食べて(^^)、気分がよくなったところで電車が止まってしまった。車内放送をやってはいるけど、(多分)フランス語でさっぱりわからん。ソフトがなんとか、といってるような気はしたけど....。結局、ブルージュ到着は40分遅れ。

_ ブルージュ。

駅から中心地までは約1キロほどある。地図を見ながら信号を待ってたら、おっちゃんが話しかけてきた。悪そうな人でもなかったので、一緒に歩きながら少し話す。日本に来たことがあるらしく、大阪の地下街に驚いたそうだ。大阪で驚いてたら名古屋とかはどうなるんだろう．．．と思ったけど、それを伝える言語能力はなし（苦笑）。ブルージュの見所とかを教えてもらってお別れ。

_ マルクト広場。

英語で言えばMarket。ベルギーの地方都市の中心となる広場はこの名前が多いっぽい。グランプラスと同じくらいの広さで人はもう少しいる感じ。メインは鐘楼に登ること。約350m、らせん状の階段をおもむろに登りました。周囲に高い建物がないので見晴らしはバツグンでした。ちょっともやがかかってて遠くまで見通せなかったのは残念ですが。この街は全体に赤い屋根が多かったです。フィレンツェのドゥモからの眺望に似ているといえば似ていますが、あそこほどの迫力はありませんでした。

_ 散策。

他にこれといって見るものがあるわけでもなく（地図上は色々建物があって観光地になってますが、あんまり行く気にもなれず。）、街はずれに風車があるっぽかったので、そこまで散歩。街外れといっても中心地から10分くらいのところ。オランダの風車ともちょっと違うタイプのが数基ありました。

併せてお土産屋を物色してましたが、タペストリー屋に惹かれるものがありまして、タペストリーで作ったポーチとかがなかなかよくて、自分用と会社のオンナノコ用に買いました。BRIGHTメンバーにも...と思いつつも4つの値段を考えたら躊躇してしまったり（苦笑）。とりあえず、頭を悩ませていたお土産問題は解決（笑）。あとはチョコレートを大量に買っていけばなんとかなるでしょう(^^;)。あと、現金の残りが少ないのも気になってましたがレートがそこそこよい（いくら換金しても2.48ユーロ固定。）ところがあったので、250ユーロを換金。他が4%前後とられるところ1%弱にできたので、なかなかよかったですね。

そんなこんなで17時をまわって、だいぶ暗くなってきたので帰路に。帰り道にてワッフルをおやｔｙがてら食べる。出来立てでパリっとしてて美味しかったです。あと、「OIL＆VINEGER」という店があったのが気になりました。オイル、ビネガーの他にオイルに混ぜる粉モノ（たとえばバジルとかがあって、それを混ぜるとバジルソースになったりする。）が色々ありまして、なかなか面白そうなお店でした。チェーン店っぽいので、明日ブリュッセルでも探してみようっと。これなら日本でやっても受けるかもしれません。

_ 夕飯。

ブリュッセル中央駅に戻る。ホテルのそばの駅だとあんまり店もないので。

グランプラス周辺にレストランがたくさんあるとガイドブックに書いてあったので、そのエリアへ。確かにたくさんある。ただ、メニューは似たり寄ったり。おいらはムール貝（ベルギー名物らしい）を食べると決めていたのですが、だいたい８ユーロくらいから20ユーロと幅が広い。それ以上に、客引きがウザい。肩を組んでくる輩とか日本語で話しかけてくる輩とか、うさんくさくて嫌な感じ。イギリス、ドイツ、オランダでは全くありませんが、イタリア、フランスではあるわけで。偏見が入ってるとは思うけど、こういうラテン系なノリってキライです。そういう店を避けて、そこそこの値段の店があったので、入る。客は．．．おいらだけ。ビールとムール貝のコースを頼む。コースは前菜（スモークサーモンを選択）、メイン（ムール貝のハーブ煮とポテト）、デザート（クレープのオレンジソースあえ、みたいな感じ）。メインのムール貝、写真では鍋にいっぱいの絵で、まぁそんなにはないだろうとタカをくくってたら、本当に鍋いっぱいのムール貝。セロリ系のハーブでの味付け。最初は食べても食べても減った気がしませんでした（苦笑）。味が単調だったのはイマイチですが、とりあえず完食。食後にコーヒーを飲んでおしまい。十分おなかいっぱいになりました。

で、ホテルに帰って、今日の行動はおしまい。

_ 小遣い帳。

市内交通1日券(4.5)、市立博物館（3）、ブルージュ往復電車代(25)、昼飯（10+4）、鐘楼入場料＋パンフ(11)、ワッフル(2.5)、換金手数料(2.5)、夕飯(24)、合計87ユーロ。この他にお土産関係でカードで110ユーロ。残金285ユーロとTC50ユーロ。あと1日とちょいなので、お土産代をコントロールすればどうにか持ちそうな感じです。

_ 写真集。

ホテルの外観。

地下鉄。結局、地下鉄よりプレメトロ（明日写真を載せる予定）のほうがグランプラスには近かった。

グランプラス。ブリュッセルの中心地。10時くらいだったのだけど、人が全然居ない。中国人観光客が来ててうるさかった.......

ブリュッセルからブルージュへの移動列車。IC(InterCity)となってたから特急。

ブルージュの街。

鐘楼。ここは登れた。

鐘楼のトップからの写真。もやがかかってしまってるけど、綺麗な風景だった。

ブルージュの街中。ここも運河が結構あって、静かで落ち着いた感じの街だった。フィレンツェに近い感じもしないでもない。あんまり観光地感がなくてよかったかも。

ここでも風車（笑）。オランダの風車とちょっと違う感じ。

ベルギーワッフルを作ってるところ。丸まってる元ネタを無造作に焼く機械につっこむだけだった。なんとも簡単な。

出来上がり。これも色々なトッピングあり。だけど、地元の人たちはなんにもつけないで食べるのが普通みたい。ちなみにこれはキャラメルソース。

ブリュッセルに戻って夕食。まずは黒ビール。

前菜。スモークサーモン。

メイン。ムール貝。スープにはセロリなど香菜系。シンプルな味だったけどおいしかった。セットじゃないメニューだと他の味付けもあるみたいな感じだった。

つけあわせはここでもポテト（笑）

デザート。クレープのアップルソースかけ、みたいな感じ？

食事後のグランプラスの夜景。コンデジだと夜景がうまく撮れたためしがない。どっかに固定してとればよいのだろうけどねぇ。